2021-01-06 <Always 三丁目の夕日と万年筆> wowowで録画してあった映画を見た。この映画、東京京タワーが建ったころの昭和30年代、私の中学時代だ。作家志望の主人公の竜之助が、見ず知らずの預かってしまった小学生の淳之介に万年筆をプレゼントするシーンがある。 貧乏魚屋の6人兄弟、下から二番目だった私、中学の2年だったろうか、その頃9歳違いの上の姉と付き合い始めていた義理の兄が万年筆をプレゼンしてくれた。鉛筆しか使ってなかった私は万年筆が欲しくてしょうがなかった。義兄が買ってくれた万年筆はパイロットのもので確か値段は500円、今の価格で5,000円くらいであろうか。 この映画の中の少年淳之介同様、うれしくてしょうがなかった。初めての万年筆で英語の筆記体を書いた時の記憶は今も覚えている。 この映画、漫画が原作とのことだが、都電の走る下町、ダイハツミゼットの軽三輪自動車、東京タワーの風景など、まさにわが中学、高校時代の昭和の懐かしい風景が郷愁あふれて、泣ける場面が多かった。