2005-01-01から1年間の記事一覧

話を聞かない男、地図が読めない女

男脳、女脳が「謎」を解く 2000年にベストセラーになったこの本、題名は書店で気になっていたが読まなかった。たしか「チーズはどこに消えた」がベストセラーになった頃書店に並んだのではなかったろうか。チーズもそれなりに面白かったがそれほどの深み…

2005年 5月14日

「日本の聖地―日本宗教とは何か」を読む

「日本の聖地―日本宗教とは何か」(講談社学術文庫:久保田展弘) 歳のせいだろうか、神社仏閣に対する興味が年々強くなってくる。若いときから仏教思想・哲学には興味を持ち続けてきたが、どちらかというと書籍を読むことに関心が行き、神社仏閣に足を運ぶこ…

沙羅双樹

Unchikuの「ひろしです」。18歳から仏教哲学に親しんできながら、沙羅双樹もまたその花も見たことがないとです。 同じマンションに住む、妙齢の婦人から、シャラ(沙羅)の花は別名夏椿(夏に咲く椿のような花から)と聞いた。隣で家内が植物の本に…

叡知の海・宇宙−物質・生命・意識の統合理論を求めて

『叡知の海・宇宙』 Henry Miura 八重洲ブックセンターをぶらぶらしていたら「『叡知の海・宇宙』―物質・生命・意識の統合理論をもとめて」という本が目にとまり早速読んでみた。ちょっと難しかったけど面白かったです。こんな人がこんな事を書いているとい…

ハンカチの木 Henry Miura

家内と友人が住まいの近くのさいたま市見沼自然公園というところにハンカチの木を見に行くといって出かけた。その友人、ハンカチの木をカナダ旅行で見てきたとの事。中国が原産地で、住まいの近くの公園にこのハンカチの木があること知った。25年間住んで…

春日部 牛島の藤花園

春日部の牛島の藤花園に行ってきた。テレビで紹介していた。樹齢1200年で見事な藤の木が天然記念物に指定されているという。根元を見ると半分死んでいるように見えるが10M四方はあろうかという藤棚一面に見事な花を咲かせている。入園料1000円は…

列車事故

尼崎の列車事故でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。 私の勤務する、東京八重洲の支社の屋上から、東京駅を発着する電車、列車がよく見える。品川方面に向けては、東海道新幹線、山手線、京浜東北線、東海道線、4つの路線が走っている。もしすべ…

猫から熊へ:「熊楠」を読む

「南方熊楠」(講談社学術文庫:鶴見和子) 水木しげるの「猫楠」(南方熊楠の生涯:角川文庫)を読んで、再度、南方熊楠を読んでみたくなった。 神戸在住の折、会社の南紀白浜の保養所に行った際、近くに南方熊楠記念館があり、いろんな遺品を見ることがで…

一行の文字数とフォント   :HM        

会社のメルマガの広報誌に掲載したものを書きました。 皆さんのコメントがありましたら宜しく! - ◆一行の文字数 皆さんはメールを書くときに一行の文字数をどのくらいに設定しているでしょうか。私は社内広報誌(メルマガ)の編集を始めてから、いろいろと考…

「『叡知の海・宇宙』

「『叡知の海・宇宙』―物質・生命・意識の統合理論をもとめて」 アーヴィン・ラズロ (著), 吉田 三知世(訳)日本教文社 八重洲ブックセンターをぶらぶらしていたら「叡知の海:宇宙」 という本が目にとまり早速読んでみた。ちょっと難しかったけど面 白かっ…

*[本]NHK人間講座

NHK人間講座を、視聴せずに読む NHKの人間講座はなかなかすばらしい講座を開いている。書店で並べられている講座のテキストを見ると、なかなか密度の濃い内容を著名な方々が講師となって、わかりやすく書かれている。テレビでは週1回、25分で2ヶ月…

川越 喜多院

約25年ぶりに川越の喜多院に行ってきた。春日局で有名なところでこじんまりとしたいいお寺です。庭もきれいで桜の咲く頃は更に良さそうです。境内の脇に“五百羅漢”がある。500の中には自分に似た羅漢が一つはあると言われています。私は羅漢を見るのが…

「猫楠」(南方熊楠の生涯:水木しげる:角川文庫)

最近、書店で「猫楠」(南方熊楠の生涯:水木しげる:角川文庫) という本が漫画で出ていたので読みました。熊楠の本は「南方マンダラ」(中沢新一)や「南方熊楠」(講談社学術文庫)などを、昔ちょっと読んだのですが難しいので、途中で終わっていました。…

最近ラジオが面白い

定年になって、顧問として週休4日制にやっと慣れてきた。現役 時代にはなかったことだが、最近ラジオを聞く機会が増えた。家のダ イニング(と呼べる空間ではないが)にはテレビがおいてない。ダ イニングから遠いところにあるTVを斜めから見るのもすっき…

「人類最古の哲学」(中沢新一:カイエ・ソバージュ〈1〉:講談社選書メチエ)

1年前にこのシリーズ(カイエソバージュ)のⅤ、Ⅳを読んだ。 Ⅴの「対称性人類学」は中沢さんの幅広い学問から生まれた視点にいろんな意味で啓蒙された。 このシリーズすべて読みたい気もしていたが、ちょっと内容が重たいので、2冊でとどまっていた。最近、…

iPod雑考 

アップルのiPodを購入した。半年前の還暦祝いに息子がiPodを買 ってくれようとしたが、まだ予約販売中だったのと、親父はiPodを 買ってもCDを整理するわけではないから、あまり意味ないのじゃ ないかと言われ、しばらく買うか否か迷っていた。最近ではiPod…

浪曲「徂来豆腐」

家内が友人たちとの会食ということで、一人でラジオを聞きなが ら食事をした。NHKで浪曲をやっていた。ラジオで浪曲を聞くな んてのは何十年ぶりだろう。「そらい豆腐」という演題だった。内 容はインターネットで検索した以下の内容をご覧ください。 こ…

痴漢行為? 慣性の法則?

東京までの通勤は京浜東北線の大宮始発で座って行く。冬は着膨 れしているので、男性に囲まれると窮屈なので、片側は細身の女性 の隣を選んで座ることにしている。別に邪心があるわけではない。 今日は、ちょっと背の高い女性の隣に、しきり棒を間にして座っ…

「skypeの話」   :Henry

みなさん「skype」をご存知でしょうか。インターネットで P2Pのインターネット電話が無料で使えるというものです。 先日の日経1面でも取り上げられていた。例のライブドアも力を入 れている。 長男が skypeをインストールしてとりあえず家族で使ってみよ…

柳澤桂子「生きて死ぬ智恵」を読む

NHKの「こころの時代」で柳澤桂子さんが般若心経について語 っている番組の録画を見た。柳澤さんの本は今までに5,6冊読ん できた。難病と戦いながら書いている、透き通ったような、クール な文体がハートにしみこんでくる。女性生命科学者として、分か…

次男の結婚式

2月5日に次男の結婚式があった。親としての初めての結婚式が無事終わった。 教会で式を挙げ、レストランウェディングで披露ディナーパーティーという形で、会社の上司は一人もいない。仲人もいない。親族のほかには、ほとんどが新郎新婦の若い友人たちとい…

はてなアンテナ設置

勝手ながら「はてなアンテナ」を設置してしまいました。 これは、予め、たとえばある書評サイトを登録しておくと、そのサイトの更新部分を、そのサイトに行かなくても読めるというものです。アンテナが勝手に巡回して情報を取り入れておいてくれるわけで、見…

読初その2

私の“読初”のご紹介 2005-2-1 :Henry Miura - 古代イスラエルの思想―旧約の預言者たち (講談社学術文庫)作者: 関根正雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るウパニシャッド (講談社学術文庫)作者: 辻直…

「Sex and the City」を知っていますか?――

友人からアメリカで話題のドラマについての雑誌「プレジデント」の記者の方の記事をご紹介します。 私もビデオショップで題名につられて手にとって見ました。ただ、4,5巻セットになっていて、値段も高かったので買うほどではないかとあきらめた。レンタル…

高層ビル屋上のクレーンはどうやって伸びて?いくのか

東京支社の屋上から向かい側の建設中の高層ビルを見る。二機のク レーンが忙しく建築資材を運んでいる。運転には相当の熟練技術が 要るのだろう。 ところで、地下鉄の電車をどうやって地下に入れるかではないが、 高層ビルの階が上に伸びるにしたがい、クレ…

 読初の机にあつき琉歌集  「日本文明とは何か」:山折哲雄

1月3日の朝日を買ったら、一面の大岡昇平の「折々の歌」に「読初に机にあつき琉歌集」という俳句の説明がありました。書初め同様、読初(よみぞめ=読み初め)という言葉があることを知った。新明解には載っていなかったが、広辞苑には⇒ よみ‐ぞめ【読み初…

黒千代香で飲む芋焼酎

最近入った喫茶店で「サライ」のバックナンバーを読んでいたら、焼酎のおいしい飲み方が載っていました。黒千代香(くろじょか)という焼酎専用の燗器(チョカ)をご存知ですか。 あらかじめ空き瓶に、水(軟水)と焼酎(芋)を入れ(水:焼酎=5:5or4:…

おかしらつき

友人と一献傾けながら、“おかしらつき”の意味を聞かれた。元高級料亭?の三男坊を自認する小生、自信もって「そりゃ、あたまつきの魚(主に焼き魚か?)をいうのだろ」・・・、あにはからん や、“尾頭付き”つまり、尾と頭付きであって、“御頭”ではない。鯛の…