ジャズのお勧め 「Cool Jazz Collection」
書店に「Cool Jazz Collection」というCD付の雑誌が発売になっている。50人を超える一流プレーヤーの歴史的名演奏が解説付で聞ける。CD付というより、解説雑誌付CDといった方がいいかもしれない。第1回目はMiles Davis、入っている曲は別々のアルバムのCDで持っているが、解説が面白そうなのと、価格が450円というので買ってみた。隔週で発売されるようだ。2回目はBill Evans、毎回450円とは随分思い切った値付けと感心したが、よく見ると次号は1,190円だった。それでも、普通に買うと安くても1,500円はするから、お買い得には違いない。
Henryは、Jazzについては、えらそうにUnchikuを語るほどのマニアではないが、このシリーズは、Jazzのことをもう少し知りたい、色々なJazzを聴いてみたいという方には手頃なシリーズだと思う。
ご興味のある方は、書店でご覧になってはいかがでしょうか。
初回のCDの中には、ディズニーアニメの「白雪姫」の挿入歌、Someday My Prince Will Come.(「いつか王子様が」)や「死刑台のエレベーター」(ルイ・マル監督がサウンドトラックを全てマイルスに一任したという映画のテーマ曲)などが入っている。Jazzに惹かれ始めた若かりし頃、主演女優のジャンヌ・モローの怪しげ魅力の演技と共に、マイルスの演奏が映像とマッチして、強烈な印象を残した。
まだ、ご覧になっていない方には、白黒ですが、おすすめの名画です。ストーリーと映像、Milesの演奏が楽しめます。
このシリーズに入っている「死刑台のエレベーター」は、テーマ曲、一曲しか入っていないので、ちょっと物足りない。サウンドトラック盤のCDも別に売られている。
第3回目はジョン・コルトレーンとお定まりのプレーヤーを持ってきている。毎回買うつもりはないが、好きなプレーヤーで解説が面白そうなものは買いたいと思っている。