2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「すらすら読める 今昔物語集」(山口仲美)

今昔(いまはむかし)、遍理といふ一言多き、キザッペありけり。古文、國語、すこぶる苦手なりき。歳をかさね、少しは古文の味、分かるやうになりけり。 というわけで、最近読んだ「日本語の古典」と同じ著者の上記の本が図書館で目にとまり借りて読んだ。今…

中東ジャスミン革命

中東のジャスミン革命が拡大している。何故ジャスミン革命というのかと思ったら、ジャスミンがチュニジアを代表する花であることから、このような名前がネットを中心に命名されたという。 一連の暴動では情報共有のため、Facebookなどを通じたインターネット…

ニュージーランド大地震

私の高校時代の友人が、NZのクライストチャーチにご夫婦で3ヶ月間の長期滞在生活をしている。朝、家人の「NZで大地震よ!」の声に飛び起きた。震源地はクライストチャーチ!数日前に彼からメールがきており、北島のタウポというところに行っているとの…

地デジ:データ連動ボタン

地デジの2台目を昨年末に購入し、キッチンテーブルで食事時に見ている。テレビはNHKとBS、ニュース、スポーツ、ドキュメンタリーくらいしか見ないので、リモコンに付いている色々な機能はあまり触っていなかった。以前からデータ連動ボタンというのが…

梅見

大宮第二公園の梅を見に行った。日曜日とあつて大勢の老若男女が春を待ちきれずに、梅を見に来てゐた。カメラを携えたシニアも多い。ここの梅は木にそれぞれの梅の名前を書いた札が掛かってゐるのがありがたい。 微妙な色合ひや花弁の違ひなので、何度行って…

角上魚類

魚専門のスーパー「角上魚類」がさいたま市の吉野町にできた。魚屋の三男坊としては行ってみなくてはなるまい。長男がガールフレンドと一緒に来たので、夕飯のおかずの魚を買いに行った。土曜日だったので、駐車場も満車状態。店内は大勢の客でごった返して…

ブログコメント

3年半前のブログ(2007-11-19)に“空心”さんという方からコメントをいただいた。ブログはご存知のようにインターネットの検索で、調べようとするキーワードを入れると、そのキーワードについて記事を書いているブログにアクセスすることができる。時々思わず…

「夫婦脳」(黒川伊保子:新潮文庫) 

夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫)作者: 黒川伊保子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/11/29メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (12件) を見る 著者の黒川伊保子さんは、奈良女子大の物理学科を出て、株式会社感…

「日本語の古典」(出口仲美:岩波新書)

以前、出口仲美さんの「日本語の歴史」という本を読んだ。「日本語の古典」どんな本だろうと書店でページを括ると、古事記、日本書紀、風土記から始まって、枕草子、源氏物語、方丈記、平家物語、徒然草はもちろんのこと、堤中納言物語、今昔物語集、伊曾保…

「長袴=下襲(したがさね)の裾(きょ)」&「ウェディングドレスのトレイン?はなぜ長いのか?」

A塾でのT先生の講話が終わった後、いつものように先生を囲んで、K先生と女性の方の手料理によって食事をしながらの懇談をする。一人の妙齢Hさんが、平安時代からの衣冠束帯の長袴はなんであんなに長くしているのか、また、教会での結婚式でウェディングドレ…

東西本願寺参拝

東西、本願寺を20年ぶりくらいで参拝した。18歳で親鸞の仏教に触れ、親鸞関係の本をたくさん読んできた。倉田百三の「出家とその弟子」「歎異抄」「和讃」「教行信証」など、解説本も読んできた。以来、親鸞の源流を辿り、浄土三部経、世親、無著、龍樹…

京都御所参観

大阪にも通算10年ほど住んでいたので、京都には何度も行った。京都御所は天皇家のお住まい、我々庶民が中に入れるとは思っていなかった。 桂離宮を12時過ぎに出てタクシーに乗り京都御所に行く。集合時間が1時15分。御所内の安いうどんをかっ込んでセ…

桂離宮参観

異業種交流会の仲間とのお伊勢詣りが終わった後、伊勢街道と東海道が分かれたところから、東海道を京都三条まで歩こうという企画がスタートした。私はその歩き会には参加しなかったが、最終日に桂離宮と京都御所を参観するというので、参加した。 あらかじめ…

春近し!

寒い冬が続く。北日本ほか、雪の多い地方の方は、大変なことでお疲れ様です。関東、特にわが町さいたまは雪が全く降らず、不謹慎だがちょっと寂しい気もする。立春が過ぎてちょっとだけ暖かくなった。近くの大宮市民の森公園に臘梅を見に行った。この公園の…

歴史的仮名遣ひ

大阪の友人Sさんの薦めで、福田恆存の「私の國語教室」をよんだり、山本夏彦の「完本文語本」、萩野貞樹の「旧かなづかひでかく日本語」などを読んで、今年はできるだけ旧かなづかひに挑戦しようと、Sさんとのやりとりなどでは、旧かなを使うやうにしよう…

アブラカダブラ(abracadabra)

アブラクサスをネットで検索していたら、代表的意味不明呪文のアブラカダブラはアブラクサスの名称変化と考えられるとあった。 私も、いつどこで聞いたのか記憶はないが、このアブラカダブラ、どこか遠い昔、幼年時に聞いたような気がする。 以下、Webで検索…

「アブラクサスの祭」(玄侑宗久:新潮文庫)

アブラクサスとは何だろう? 小説の終わりに近いところで、「神様と悪魔を兼ね備えた存在がアブラクサスであり、ナム・アブラクサスとはいずれにしてもその聖なる存在を呼びだす呪文なのだ」という説明があったが分かるようで分からない。 Webで検索した…