2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「白隠 禅画の世界」(吉澤勝弘:中公新書)

たまたま近くのブックオフに不要になった本を処分しに行った。計算を待っている間に何か良いでものはないかと棚を見ていると、「白隠 禅画の世界」が目にとまった。中公新書でこんな本が出ていることを知らなかった。 白隠は以前通っていた禅画教室で先生か…

岩槻ひな祭り散策

妙齢さんのアッシーをして、岩槻のひな祭りを見てきた。平日だったので無料駐車場も空いていた。街中の人形店だけでなく、酒屋や家具屋さんなど、商店や旧家の方が、代々家に伝わってきた古い雛人形を飾って訪問者に見せてくれる。丹過長谷川家の享保雛や、…

家人と卓球

ほぼ10年ぶりに家人と卓球をした。家人は、大学時代同じ卓球部に所属していたので、一通りの基礎的技術はマスターはしていた。大学時代から試合が好きでないので、卒業後一緒に卓球をすることはほとんどなかった。近くにできたゲームセンターの様な所で卓…

NHKスペシャルの「ヒューマン なぜ人間になれたのか(3)大地に種をまいたとき」

人間が小麦を栽培し始めたのは今から12000年前だという。小麦は子孫を維持するために、当初は種を風で飛ばすために、人間がなかなか収穫できなかった。それをおよそ1500年かけて、飛び散らない麦に遺伝子変異するまで栽培し続けたという。 現代人は、今、小…

大宮公園 陶器市

恒例の大宮公園梅まつり、陶器市に行きました。土曜日なので駐車場も満杯の人出だ。昨年買った萩焼と有田焼の茶碗を二つ割ってしまったので、同じものを探し求めて購入した。 日本人ほど器好きな国民も少ないのではないだろうか。形、焼き方、土、日本全国、…

行基を読む その3 「行基と律令国家」(吉田靖雄)

A塾のT先生が「行基と律令国家」を読んでおられたので、図書館から借りて読んだ。かなり専門的で小生にはちょっと手ごわかった。 行基の出自は応神朝に百済から来朝した、王仁(わに)を祖とする高志(こし)才智を父として生まれたとある。役小角同様、こ…

川越散策 常楽寺(2月9日)

寒さがちょっと和らいだので、川越を散策した。川越には今までに6回位行ったので、今回は行ったことのないお寺を回った。 川越駅からほど近い町中にある妙善寺、川越七福神の第一番 「毘沙門天」(勝負事の神様)で、寛永元年(1624)、中院の尊能法師によ…

“知に歴史あり”教養新書合同フェア

“知に歴史あり”と称して、岩波と中央公論、講談社が「教養新書合同フェア」を開催している。書店にそれぞれの新書が、「地に歴史あり」という帯をつけて陳列されている。フェアの小冊子が無料で置かれているので読んだ。それぞれの出版社の編集者が新書につ…

友人と一献傾ける

会社時代の友人4人で大宮の酒場で一献傾けた。私の同期のN氏と2つ下の同期同士のMiyaさんとRyuさんの4人だ。昔話も含めながら、iPhoneやskypeの話、音楽の話、本の話、ブログの話、朗読ボランティアの話など、酒をゆっくり飲む間もなく?、談論風発、あ…

行基に関する本を読む その2 「民衆の導者 行基」(速水侑 編:吉川弘文館)、

行基という人はどういう思想の持ち主で、どういう仏教観をもっていたのかが知りたくなった。この本は、速水侑ほか行基研究の一人者数名の書いたものを速水氏が編集したものだ。行基について書かれいる、日本霊異記、続日本紀、行基年譜、行基菩薩伝などから…

行基に関する本を読む その1

A.「天平の僧 行基」(千田稔:中公新書)、B.民衆の導者 行基」(速水侑 編:吉川弘文館)、C.「行基と律令国家」(吉田靖雄:吉川弘文館)、 A塾での「役小角と行基」の講義から、行基についてもう少し勉強せねばと上記三冊を読んだ。 行基は大僧正…