2009-01-01から1年間の記事一覧

立川談志を読む:落語は「能」と同じ道をたどるか?

立川談志の「新釈落語咄」「談志楽屋囃し」「現代落語論」三冊を図書館で借りて読んだ。 今まで談志の落語はほとんど聞いたことがなかったし、本も読んでいなかった。TV、ラジオでちょっと談志の出る番組を見たり、聞いたりしただけだった。NHKの「新、…

神田散策

東京国立博物館で「伊勢神宮と神々の美術」特別展を見に行った帰りに神田を散策した。家人が図書館で借りた、東京の喫茶店という本に、神田の懐かしき昭和の喫茶店がのことが書かれていたのでそこに行ってみたくなった。 高校時代、時々神田の書店街は歩いた…

終戦記念日、核を考える

昨日のNHKで『日本の、これから「“核の時代”とどう向き合うか?」−第1部−』を見た。視聴者参加番組で色々な分野から参加者を集めたようだ。アメリカ、インド、パキスタン、韓国、中国の参加者もいた。非核三原則をどう考えるか。日本の核の保有は是か非か、…

伊勢神宮と神々の美術 特別展(東京国立博物館)

伊勢神宮には20数年前に一度行った。そのときには伊勢神宮のなんたるかがまるで分かってなかった。その後、日本の原始信仰としての神道、日本の神話、各地の神社、万世一系の天皇制、神仏習合、etc.を学んできて、伊勢神宮の意味、素晴らしさと同時に問題…

「十牛図入門」(横山紘一)「私の十牛図」(三田誠)

十牛図(じゅうぎゅうず)は、禅の悟りにいたる道筋を牛を主題とした十枚の絵で表したもの。中国宋代の禅僧、廓庵(かくあん)によるものが有名。 以下の十枚の図からなる。ここで牛は人の心の象徴とされる。またあるいは、牛を悟り、童子を修行者と見立てる…

シニアゴルフコンペ

以前にも書いたが、毎年8月に、埼玉での昔の仲間、OBとなったシニアの仲間達とのゴルフコンペがある。夏の最高気温を競っている?熊谷で行われる。「シルバー会」という名称で、誰か一人死ぬまで続けるという、営業仲間のきつい冗談のコンペだ。 皆、60…

PCが風邪をひいた、立ち上がれなくなった?!

PC

PCが突然立ち上がらなくなった。電源をONにしても画面が真っ暗なまま。電源のON、OFFをしても変化なし。いよいよ修理依頼かと思ったが、もう一台のPCでHP(ヒューレットパッカード)のカスタマーサポートの画面を見て、サポートセンターに電話した。こういう…

TV「こころの時代」松原泰道 & 幸田露伴:努力論

NHKのこころの時代は、毎週日曜の午前5時から放送になっている。昔から時々見ていた。夜型のHenryとしてはいい番組だと思っていても早起きして見ることはほとんどなかった。 今はビデオで録画するよりもはるかに簡単にDVD録画ができる。昔からよほどの番…

団地祭り、盆踊り

800戸余りの団地の団地祭りが行われた。小さな御輿を子供達に担がせて団地内を練り歩く。昔は近くの氷川神社の神主さんにお祓いをしてもらったとも聞いた。最近は特定宗教?に関わるのはまずいとかでそういうことはしていないと、主催する自治会のOBか…

「和の思想−異質のものを共存させる力」(長谷川櫂:中公新書)

「和の思想」という題名にひかれて読んだ。「和」という字は左に「禾」(のぎ)と書くわけだが、この「のぎ」は軍門を立てる標識を意味し、右側の「口」は誓いの文書を入れる箱を表しているという。つまり、「和」は敵対するもの同士が和議を結ぶという意味…

松原泰道さんご逝去

ベストセラー「般若心経入門」などで知られた仏教界の長老で、龍源寺前住職の松原泰道さんが29日、肺炎で亡くなった。101歳だった。般若心経入門はわかりやすく書かれているので200万部を越えるロングセラーになっていた。泰道さんの本はこの他にも…

「赤めだか」(立川談春)

昨年の4月に発売されて話題になった「赤めだか」が読みたくなった。単行本を買うほどではないかと、図書館のネット予約で半年前に申し込んでいた。昨日やっと入手した。300ページ弱、面白くて3時間ほどで一気に読んだ。 立川談春はテレビでちょっと顔を…

「知っていそうで知らないトランペットの魅力」

友人からチケットを頂いて朝日カルチャー講座に行ってきた。トランペットといえばルイ・アームストロングとかニニ・ロッソなどといったプレーヤーの名が浮かぶ。クラッシック畑のトランペットのことは何も知らない。 この日は東京芸大を出て、東京フィルの副…

ブログ更新

最近、複数の!妙齢さんからブログの更新が少ないので病気でもしているのではないかとご心配を頂いた。有り難いことだ。 ブログネタがここのところ少ないのも事実だが、6月から鼻風邪を引いて熱は出ないのだがすっきりせずにボーっとしていることも多かった…

鯨の唐揚げ

最近は鯨の捕獲禁止で鯨を食べることがほとんどなくなった。貧乏魚屋で肉があまり食べられなかったHenryは、店で売っている鯨の南蛮漬けや鯨の刺身などを食べた味が忘れられない。 高校に入って、規律のゆるい学校だったので、昼飯は友人と錦糸町の駅の近く…

大学卓球部創部60周年記念祝賀会 &『児島高徳』

我が母校の大学卓球部が創部60周年を迎えた。永年卓球部顧問をしていただいた卓球部先輩(2年先輩)のA教授の退任祝賀会も兼ねて、先週の日曜日(7月12日)に開かれた。 我が大学の卓球部は、昭和24年(1949年)創部ということになる。この日参…

孫とアンパンマン

メキシコに帰った2歳4ヶ月の孫娘がアンパンマンが大好きである。ジジババ馬鹿は、孫に喜んでもらいたいために、アンパンマングッズやアンパンマンお菓子などを買ってあげた。 朝日新聞に掲載された「赤ちゃんが初めて呼ぶキャラは、一位がアンパンマン」と…

川越散策その2: 山車について

山車というものについて今までに考えたことがなかった。今までに山車を自分の目で見たのは、熊谷の「うちわ祭り」と神戸の東灘区に住んでいたときにたまたま出っくわしただんじり位だ。今回、川越祭り会館で見た山車、長浜の記念館で見た山車、急に山車につ…

川越散策

マンションの卓球部の仲間と川越散策をした。川越は今年の4月にも行っている。今回で4回目である。今回は電車で行って、今までに行ったことのないところもあるので参加した。幹事役のSさんがあらかじめ見所、コースを検討してくれていた。 喜多院の裏手に…

シルバーカードに思う

さいたま市から介護保険被保険者証とシルバーカードが送られてきた。孫も出来て、息子達からは加齢臭だ、頑固親父だと言われても、本人は素直なまだまだ若い親父だと思っているのだが、かみさんからも最近とみに頑固で言動もおかしい、脳のMRI検査を受け…

ふのりと腎臓結石

月に一回参加しているA塾では、午前中に妙齢のお姉様方が自然食品の勉強会をやっているようだ。田中先生を3時からお迎えする前に、当番の塾生が西洋美術や日本語論、天皇祭祀などいろいろな話題を話す。最近、毎回、自然食品の話がある。前回、ふのりの話…

「急がばまわるな!」

17歳の石川遼君が28日に終了したミズノオープンよみうりクラシックで2位に3打差をつけて優勝し、メジャーで最も歴史のある、全英オープンへの出場権を手にした。その遼君の語録?「急がばまわるな!」が実況放送の中や、翌日の新聞で取り上げられてい…

日本語に想う

毎月のA塾に参加した。幹事役のOさんが毎回事前にその日の資料をメールで送ってくれる。今回は「天皇の祭祀」、「国語の品格」、先生の「日本宗教国家の誕生」などが勉強会のテーマ。そのなかで、国語の品格を読んで、日本語について想うところを書いてみ…

「日本人の知らない日本語」

妙齢友人が貸してくれた。少し前にテレビで紹介されていて面白そうな本なので読んでみようと思っていたところだった。 日本語学校に集まるマジメな外国人生徒たち。そんな彼らの、外国人ならではの日本語の使い方やギモンの数々を、日本語学校の先生が漫画で…

松戸市:本土寺:あじさい鑑賞

あじさいの季節だ。ここ2年ほどは、指扇の氷川神社のあじさいを見に行っていた。今年は新しい場所に行きたいと思っていたら、「千葉の松戸にある本土寺にでかけよう」と家人の提案。 最近、友人達に立て続けに言われたことがある。「いつもどこへ行くにも奥…

路上観察学会

「路上観察学会」は赤瀬川原平が会長を務めるれっきとした学会、南伸坊等も会員です。私のブログの文章の中で、薄くアンダーラインが引かれている単語は、その言葉をクリックすると、Web上のその言葉が説明されているサイトに飛びます。ご興味のある方は…

*[机草子]お伊勢詣り:「浮気」様? お伊勢詣り、東海道歩きも今回で11回目となる。今回は都合が悪く私は参加できなかった。磐田−浜松−新居町のコースを歩いた仲間が300枚を超える画像を送ってくれた。前回同様、Pacasaアルバムに編集して皆さんに送…

UU一献

会社の仲間と北浦和の「梨の実」で再会し一献傾けた。昔一緒に仕事をした仲間だが、仕事の話はほとんどしない。Miyaさんの最近の鳥の写真を見せてもらったり、Ryuさんの韓国土産や韓国の達磨絵のはなし、Miyaさんのバードの弟子?Moriさんの娘の話。などなど…

小金井公園散策(6月3日)

小金井公園に行ってきた。大宮からはかなり遠いのではないかというイメージだったが、Webのルート案内で調べると1時間で行ける。地井散歩でも紹介されていたので一度行ってみようと思っていた。広い公園がよく整備されている。 樹木には名札が付いていて…

コアジサシ

Miyaさんが久しぶりに鳥の写真を送ってくれた。コアジサシという鳥だ。アジの刺身も良いが、このコアジサシ、飛んでいる姿と、ダイビングの瞬間の水しぶきがいい。こういう瞬間の写真を撮るのは、いいカメラで、三脚を据えてジッとその時を待つという忍耐力…