2008-01-01から1年間の記事一覧

里の秋

街中や我がマンションの中の木々も色づいてきて冬が近いことを知らせてくれる。そういえば、今日はもう立冬なのだ。退職すると1年の経つのが年々早く感じる。 いつも行く図書館の近くの公園にツワブキが咲いている。もうこれから咲く花はほとんどなくなるの…

琵琶湖に想う

観音菩薩は男性である。湖北旅行の妙齢メンバーにそう言ったら、えっ!、そうなんですかと怪訝な表情。たしかにいろいろな観音菩薩、どう見ても女性を感じる。向源寺の十一面観音など、あの独特の腰のひねりなどを見ると、ミロのヴィーナスよりも余程色気が…

琵琶湖湖北観音巡り <その3>

余呉湖は湖北とあってさすがに朝晩は冷え込む時期になっていた。朝6時に起きて、同室の方と湖の周りを散歩した。湖面から朝靄が立ち上りちょっと幻想的な雰囲気だ。湖畔で紅葉と湖面を水彩画で描いているグループのメンバーの女性もいる。 グループのNさん…

琵琶湖湖北観音巡り <その2>

余呉湖は琵琶湖の北にちょこんと乗っかっているような1.8平方キロ、周囲6.45kmの小さな湖だ。周囲にはほとんど建物がない。日本最古とされる、羽衣伝説の残る、はるか古代からの神話の地である。湖の周りにはコスモスが綺麗な花を咲かせていた。アジサ…

琵琶湖湖北観音巡り <その1>

A塾の企画で湖北観音巡りをしてきた。総勢19名、塾のメンバー、男性は先生をはじめ10名、女性は9名。長浜駅で集合し、高月まで行って、そこからチャーターしてあるマイクロバスに乗った。皆さん、塾で日本の仏像や寺社巡りをしてきている美術愛好家の皆さん…

「消えた反物質、素粒子物理が解く宇宙進化の謎」 (ブルーバックス:小林 誠)

かなり頑張って読んで見たが、最先端の物理学を理解しようとするのはシニアのHenryには無理なようだ。もう少し一般人にも分かるように書いてくれれば、ちょっとは理解ができるのだが。やはりノーベル賞を取るような人が書いたものは、凡人がすぐ理解できるよ…

級友再会、銀座散歩

島根の友人が東京での仕事で上京した。朝の電話でランチを一緒にと言うことで、tachanさんと連絡を取り、家人と一緒に銀座「松玄凜」で昼食。銀座に詳しいtachanさんが教えてくれた店だ。おそば屋さんが本業なのだが、昼は限定40食で、コーヒー付きで1,000…

「対称性から見た、物質・素粒子・宇宙」(広瀬立成:BLUE BACKS:2006)

益川、小林両氏がノーベル物理学賞を貰った。"空間の対称性、粒子-反粒子の対称性の乱れ"(「CPの乱れ」)の理論的考察からクォークが6種類だというこ1972年に発表している。この考察が後にクォークの発見によって実証されてノーベル賞に選ばれたわけだ。 私がはじめて素粒子のこと…

ラフレ講座「オーロラの国のハルダンゲルヴァイオリンとヴァイオリンの調べ」:山瀬理桜(りお)

アサヒカルチャー講座でハルダンゲルヴァイオリンというものを初めて聞いた。 ノルウェーを代表する民族楽器であり、ノルウェー出身のグリーグ、は『ペール・ギュント』の前奏曲などにこの楽器を用いている。ノルウェーではハーディングフェーレ(Hardingfel…

死を考える

ここのところたまたま「死」について書かれたものを読んだ。 五木寛之の「天命」、山折哲雄の「日本人のゆく浄土」、鎌田東二の「神と仏の精神史」、テーマは異なるのだが、それぞれ、死、日本人のゆくあの世のことに触れている。 そんなとき、ALSの友人が急…

見沼区防災訓練

さいたま市見沼区の防災訓練に参加した。今年で3年目になる。毎年同じようなメニューでマンネリ化してきている。こういうことはマンネリになっては行けないと思う。昨年は、我が防災会は、救援物資担当ということで、参加者にパンとお茶の入った袋を各地区の…

伊勢詣り:東海道歩き

前回の保土ヶ谷→辻堂のコースは欠席した。今回は辻堂から二宮までの約32,000歩、20km。参加者は16名。50代の2人を除くと、あとは60代、70代の方々。皆さん元気だ。ふだん歩きこんでいないのと、昨日の3時間の卓球がこたえているのか後半の3km程は足にまめ…

三浦和義元社長がLAで自殺

何でどうしてか分からないが、三浦和義元社長がLAで自殺した。 思えば24年前、Henry Miuraは「ロスの三浦」で話題になっているLos Angelesに駐在した。着任の挨拶を、慣れない英語で、私もMiuraですが、ロスの三浦とは兄弟でも親戚でもありませんと、冗談の…

コスモスとノビタキ

MIYAさんからコスモスとノビタ木の写真を送ってきた。あちこちでコスモスが綺麗に咲いている。MIYAさんが変わったコスモスの画像と、コスモスの枝にとまったノビタキの画像を送ってくれた。花と昆虫や、花と鳥というのは絵になる。しかし、いいタイミングで…

菜々草

一週間前に、妙齢さんのアッシーをやって、大宮駅のちょっとはずれの「菜々草」という所にCafeランチに行った。オシャレな内装でいかにも妙齢さん好みだ。Cafeの一角はギャラリーになっていて「砥部焼」の器が展示即売されている。 この店、できてから5年目…

「情報は一冊のノートにまとめなさい」100円で作る、万能「情報整理ノート」

この本がベストセラーになっている。今まで色々な情報整理をトライしてきたHenryとしては気になる本だった。25年あまりシステム手帳を使ってきた私としては、いまさら新しい方式で情報整理をしようとは思わなかったので、書店でちらっとページをめくっただけ…

ゴルフ

埼玉時代の昔の仲間とのゴルフコンペ。最初の2ホールほど小雨が降っていたが、雨合羽を着るほどではなかった。フェアウェイがぐしょぐしょで、おまけにほとんどバックティーからで下手なヘンリーにはしんどいゴルフだった。今日はまともにティーショットが当…

三宮散策

友人masmaxさんの葬儀に参列のため、新神戸に行ってきた。お通夜の後、三宮の駅の近くのホテルに泊まった。アメリカから帰国の後、2年ほど東灘区の魚崎に住んだ。三宮までは阪神電車の急行で一駅、10分ほどだった。ほとんど週末毎に、神戸、三宮、などを散策…

 友人masmaxさんの死

3年にわたり、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘っていた友人masmaxさんが、10月3日、66歳の生涯を閉じ、天に召された。アメリカ駐在の7年3ヶ月、LAでいっしょに働き、家族ぐるみでのお付き合いをしていただいた。 日本に帰国されてからは付き合…

彼岸花

Miyaさんが彼岸花の写真をメールで送ってくれた。彼の撮影技術はHenryより格段上だ。我が家人も、貴方の画像とはえらい違いねと曰う。腕だけではなく、カメラに対する投下資本が多く、持っている道具が違うのだ!と弁解。 とは言いながら、Henryの持っている…

アンドレ・プレビン

会社の同期の友人にMr.Sという、私がかなわないUnchiku屋さんがいる。先日、アンドレ・プレビンのことを書きましたが、この友人が私のブログを読んで、アンドレ・プレビンの演奏した、「マイフェアレディー」と彼が指揮したクラッシックの演奏が入ったMDと…

PC教室お手伝い

久しぶりに、NPO地域人ネットワークのPC教室のお手伝いに2日間行ってきた。20人の受講生に講師を含め10人のアシスタントがほとんどマンツーマンでご指導するという、ぜいたくな講習会だ。二日間でインターネットの基礎から、Web検索、地図検索、路線検索、am…

彼岸花

見沼自然公園に彼岸花を見に行った。この花が好きではないという方も多いが、私はこの花の赤と、独特の色っぽさが好きだ。この公園は名前の通り、自然のままの姿で、広々とした空間と、池の周りに色々な木々が季節に応じて花を咲かせ、秋になると実をつける…

お彼岸墓参り&麻布散策(9月23日)

長男が突然「オヤジ、お彼岸に墓参りには行かないのかよ」と電話してきた。私の父の命日が9月21日なので、ちょうど、家内とオヤジの墓参りもしなくちゃなと思っていたところだった。 父が死んでから40年たっている。昼間は真面目な職人気質のオヤジ、夜は飲…

スペイン語学習その後

次男夫婦と初孫が4月からメキシコのグアダラハラに駐在したのを機に、ラジオで「毎日スペイン語」の講座を9月まで6ヶ月間聞き続けた。月曜から金曜まで朝の8時からの15分間だ。 もう少しやさしくて、テンポもゆっくりかと思いきや、なんと一通りの文法が盛り…

白洲次郎・正子展

9歳上で、まだ魚河岸で元気に海老問屋をやっている姉からの誘いで、銀座松屋で開催されている、「白洲次郎・正子展」を見に行った。白洲次郎のことは、「風の男白洲次郎」や雑誌を読んでいた。TVでも何回か放送されていた。白洲正子の方は、十数冊本を読んで…

「日本には豊かな資源があった」

我々世代は戦後の教育で日本は資源の何もない国で、貿易に頼らなければ・・・ということを教えられてきた。しかし最近の考古学の成果や石見銀山の世界遺産登録などで、日本には古代から豊かな資源があったことが認識され始めている。 1984年に発見された、島…

オーボエとファゴット&ピアノの音楽三昧コンサート

家内の友人からのお誘いで、上記のコンサートに行った。家から車で10分ほどの所に埼玉県障害者交流センターというところがある。そこで障害者の方々、及びその関係者の方々向けのコンサートだったようだ。そんな訳なのだろうか、入場料は500円! クラッシッ…

Cafe散策:「れのかふぇ&ギャラリー」

Coffeeがそれほど好きというわけではない。しかし、高校時代からの習慣で、喫茶店で音楽を聴きながら、コーヒーを飲み、本を読むという時間は好きだ。 こじんまりとして、あまり混んでおらず、趣のあるインテリア、そこに静かなJazzバラードなどがBGMとして…

MIYAさん写真術: 「オオイヌノフグリ」「ホトケノザ」

BirdのMIYAさんが写真術を指南してくれた。小生は写真を本格的にやろうとは思っていないが、小さな野草などはもっとうまく撮れないものかといつも思っている。MIYAさんがきれいな写真を撮るのでご指導を乞うた。マクロレンズや望遠レンズ、クローズアップレ…